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後藤氏を駆り立てたテレビ朝日に責任は無いのか?【現地映像の採用やめたAFPの警告無視】


AFP通信社は米国人ジャーナリストがISILに殺害された2013年8月以降、フリーのジャーナリストが持ち込んだISIL支配地域の映像や写真を受け付けない事にしたらしい。


ISILが支配する地域では記者が身代金ビジネスの「商品」としてしか見られず歓迎されていない現実と、安全な場所が皆無のためだ。


下にAFPの記事を貼り付けるが、記事からは戦地ジャーナリストの命を守る事に万全を期しつつ情報を得ている真面目な報道機関としての良心が伺える。


ところが、テレビ朝日はAFPが方針を変えた後でも後藤氏の現地映像を少なくとも2回は取り上げている。






朝日がAFPの方針転換を知らないはずがないし、AFPのただならぬ決意を何とも思わなかったのだろうか。


また、シリアの紛争被害者を助けるボランティアが本職の後藤氏は戦場ジャーナリストとしての訓練を受けているとは聞いていない。

そんな彼を映像10分につき300万円の報酬で現地取材へ駆り立てていたテレビ朝日は、、後藤氏を「金さえ払えばプロも行かないところへ行ってくれるお手軽な非正規社員」という目でしか見ていなかったのではないか。


後藤氏の異様な警戒感のなさは朝日とつきあっている事も一因だろう。


AFP:「イスラム国」の斬首動画が報道機関に突きつけた課題
http://www.afpbb.com/articles/-/3026762

2014年09月23日 19:13 発信地:パリ/フランス

シリアでは現在、AFPは首都ダマスカス(Damascus)に支局を持つ唯一の国際通信社だ。シリア人のジャーナリストたちが常駐しており、隣国レバノンの首都ベイルート(Beirut)から政府軍が支配している地域に記者を送ることもある。

反体制勢力の戦況についても、地元の記者から情報を得たり写真や動画を送ってもらったりしている。


 ただ昨年の8月以来、私たちは、反体制派が支配している地域に記者を送ることはやめた。危険すぎるためだ。

外国のジャーナリストがそうした無法地帯に飛び込めば、誘拐や殺害されるリスクが高い。AFPに定期的に動画などを提供していた米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー(James Foley)氏が8月に、ISに殺害されたような悲劇が起こり得るのだ。

反体制派が支配する地域では、外国人ジャーナリストはもはや地元住民の苦しみを外部に伝える目撃者としては歓迎されておらず、攻撃のターゲット、あるいは身代金のための「商品」として見られている。


 そのため、AFPはフリーのジャーナリストが、私たちが足を踏み入れない地域で取材してきた素材を受けつけないことにした。

これは明確な決定であり、周知するためにもここで念を押しておきたい。フリーの記者がシリアに行って取材してきた情報も写真も映像も、私たちは使わない。



 フリーランスはシリア内戦で大きな犠牲を払ってきた。大きすぎる犠牲だ。そのようなリスクを背負おうとする彼らの背中を、私たちは押したくはない。


 紛争地帯では大抵の場合、ジャーナリストが取材でき休息も取れるような、比較的安全な場所がいくつかあるものだ。だが現在のシリアで反体制派が支配している地域には、そんな場所は1つもない。


 一方、イラクやウクライナ、パレスチナ自治区ガザ、中央アフリカ共和国など他の紛争地帯には、経験ある記者を多く送り、フリーランスとも契約している。

報道機関として、紛争を伝えないわけにはいかないが、記者たちの安全には万全を期している。第1に、戦場での取材について訓練を受けたジャーナリストを送ること。第2に、ヘルメットから防弾ベストまで、完全な防護装備を提供すること。現地取材の前と後での詳細なブリーフィングも欠かさない。


 ほかのメディアとの情報共有も不可欠だ。記者たちの安全が脅かされているときに、競争など関係ない。

AFPは間もなく、情報共有を目的とした、戦場におけるジャーナリストの安全に関するブログを立ち上げる予定だ。ジャーナリストが拘束されたり銃撃されたりと、危険な目に遭ったら、このブログを警告を発する場として活用するつもりだ。

安全対策のための情報をできるだけ多くの人たちと共有すれば、どんなことが危険を招きやすいのか、危険を回避するにはどうすればいいのかが見えてくるだろう。


■次々と公開される恐怖映像


ISは私たちを恐怖に陥れるために、前例のないやり方でネットを駆使し、私たちに挑んできている。

もはやISの支配地域に取材に入るのは不可能に近くなった。

つまり、ISが公開するプロパガンダのための写真や動画だけが、私たちがあの地域で何が起きているかを知る唯一の情報源となった
のだ。


 それらは残虐で非人道的で、斬首やはりつけ、集団虐殺など、見るに堪えないイメージばかりだ。

中東と北アフリカのハブ拠点であるキプロスのニコシア(Nicosia)と、シリアの報道を率いるレバノン・ベイルート(Beirut)でそのような映像を分析する業務を担っているジャーナリストらは、大きな負担を強いられている。


 だが、それらの映像が情報を提供してくれるのも事実である。とくに人質が映っている動画は、生死の確認ができる。だから私たちは目をそらしてはいけない。それらを報じなければならないのだ。


 同時に、数々の編集倫理の問題も突きつけられることになる。

人質が首を切断された動画を見たとき、最初に私たちが思うのは、ISのプロパガンダ戦略に手を貸さないためにも契約メディアに送るべきではないということだ。だがそのイメージに情報がある限り、私たち通信社にはそれを伝える責務がある。


 そのため、私たちはこうしたイメージを報じる際には、慎重に行っている。

まず、その動画の情報源を特定し、どうやって入手したかを説明する。

次に、プロパガンダのための暴力シーンは報じない。
これが、先月から相次いで公開された人質の斬首場面をAFPが流さなかった理由だ。


 私たちはそれらの動画から取った何枚かの静止画像のみを公開した。そして、犠牲者の威厳を傷つけないような画像を選んだ。

いずれの場合も、犠牲者の顔、「処刑者」の顔、次に殺害されることが決まっている人の顔のクローズアップを公開した。

英国人の援助関係者デービッド・ヘインズ(David Haines)氏の場合は、彼の威厳を傷つけないような静止画像を見つけることが非常に難しかった。「処刑者」がヘインズ氏の首にずっと手をかけていたからだ。


 私たちはまた、殺害前の犠牲者の写真を探し、それも公開するように努力している。彼らの死に尊厳を与えるためだ。


 こうしたことは、すべての報道機関が直面している難題だ。

同じフランスの主要紙やテレビ局と、この戦場ジャーナリズムの問題について話し合ったこともあるし、英BBC、ロイターやAP通信の意見を聞いたこともある。

映像の存在を知っていながら報じないのは、現実を隠ぺいする行為になることは認識しているものの、あのような動画はいっさい公開しないという見解のメディアもある。




 ISの残虐性について「誰にも知らなかったとは言わせない」というのが、おぞましいプロパガンダ映像を公開する際に大半のメディアが引用する主張だ。


 殺害場面を編集なしにすべて公開し、人質がバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の中東政策を非難している場面まで流したメディアもある。だがAFPはそのように強制的に言わされている動画は公開しない。


 こうした問いに対して、完璧な正解はないだろう。だから私たちはできるだけ冷静に、そして彼らの罠にかからないように慎重でいようとしている。

公開するかしないかの決断は、その動画がもつ情報の価値と背景を深く分析してから、ケースバイケースで決める。


 ISの動画はオンラインで多くの人が見ることができる。その事実も、報道機関が公開する、あるいはしないと決断する際の根拠になっている。

AFPは、そうした動画を分析して編集することが自分たちの仕事だと思っている。それがジャーナリズムだ。


もし私たちが、どこでも見られるからという理由ですべてをそのまま公開すれば、それは付加価値を与えていないということになる。自分たちがやるべき仕事をしていないのだ。


(c)AFP/Michèle Léridon

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AFPは速報性に重点を置くやや誤報が多いメディアと言われるが、それでもテロリスト相手には常に頭を悩ましながら慎重に報道をしているようだ。

AFPに比べると朝日やNHKは何も考えずに仕事をしているとしか思えない。


視聴率至上主義の日本のテレビ局は、何のガイドラインも無く、ショッキングな情報のほうが注目されるので何でもかんでも流しており、テロリストを利するばかりだ。

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プロフィール

暴れん坊侍

Author:暴れん坊侍
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妻(日本人)と娘・息子の4人家族を持つ生粋の日本人。

政治に目覚めたのは1982年冷戦まっただ中の頃。信頼できる情報を得る手段が少ない時代だった。

きっかけは、マモーノヴァ・ヴォズネセンスカヤ著「女性とロシア」。自由平等の理想天国だと宣伝されていた共産国家ソ連が牢獄国家だと知り、マスコミと教育機関による情報操作によって真実が隠されウソを信じ込まされている現実をまざまざと知った。


インターネットが一般化しだしてからネットを中心に活動を始めたが、保守系政治活動の中に潜むスパイの策略にかかって仲間を失ったのを機にそうした運動とは距離を置いている。


2014-11-02よりブログ始動

※ だいたい勢いで記事を書いてしまうので、誤字・脱字・文章表現のまずいところなどあるが、アップした後で修正するのが常である。ご了承願いたい。

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