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【ISIL人質事件】イスラム国の情報にいちいち右往左往するな【日本の政治的中立は変わらない】


日本人2人の人質の釈放条件としてISIL(いわゆるイスラム国)は身代金要求を取り下げて囚人釈放の要求に切り替えた。

それをサイテーモーニング、じゃなかったサンデーモーニングで寺嶋実郎が「ISIL内部が揺れている」と言っていたが、そうではない。


彼らは自分達の得たいものをいかに得るか、その目的観に徹して人質を使った作戦を粛々と実行しているだけであって、交渉相手である日本が身代金を支払わないとわかると、あらかじめ用意していた「囚人の釈放」という別のオプションを提示してきただけである。


人質の命は、日本が軍を派遣しない以上、ISIL側に100%の決定権を握られている。


人質として利用価値無しと判断すれば食糧を無駄に消費する者など殺してしまうだろうし、人質として使えるうちは徹底的に利用するために生かしておくだろうが、生きて帰れる保障は初めから無いのだ。


繰り返しになるが、ISILは粛々と作戦実行をしているにすぎず、方針が定まらずに揺れているのではない。揺れているのは日本の変なマスコミとそれに影響されている愚かな人々だけである。


残るは、人質の交換だが、ISILが釈放を要求しているサジダ・リシャウィ死刑囚はチェチェン反政府組織として800人殺害し、モスクワで800人爆殺、アンマンのホテルでテロを起こし57人死亡させたという前科があるらしい。


こんな人物を釈放すると今後のテロ拡大に拍車が掛かるのは間違いない。人質一人や二人の交換ではあまりにも割が合わない。


加えて軍を出さない日本の足下を見ているISIL側が交渉で常に有利な位置におり、日本にはISILとの交渉で「原油取引を中止するぞ」などと言った使えるカードが無い。


湯川氏が掴まる前から、これらの構図はできあがっていた。いまさらジタバタしても始まらない。


フランスでテロ事件が起こって、ますます彼らが攻撃的になっている中での人質救出交渉である。人質が何人殺されても、誰も文句が言えないほど緊迫した世界の状況なのだ。


そういう状況にあるにも関わらず、安倍政権への低次元な揚げ足取りや、ここぞとばかりに政治利用しようとする輩が現実無視の机上の空論を撒き散らしている。


「日本は中東に対して可能な限り敵・味方を作ることなく中立の立場を取ってきたのに、中東への支援を表明した事でテロリストを刺激した結果、人質事件が起きた」と言っている。

しかし、人質に取られた国民を救出するのと政治的中立とは話は別。サンデーモーニングのようにそれを混同している報道が多いし、わざと混同して揚げ足取りをする政治家も多い。


日本の中東への支援は、紛争被害者のための支援であって、特定の国のためのものではなく、政治的中立の原則は守られているが、自国民がテロリストによって被害に遭えば、自国民救済のための対応を取るのは当たり前。

それでテロリストに敵視されたと言っても、こうした事態は避けようがない。


それでも日本は表向きには欧米諸国の一員として振る舞いつつも、友好的なイスラム教国家との関係を多く持っている基本的な国のスタンスは変えていない。

米英仏がこの前まで味方だった国を急に敵国扱いするなどイスラム教圏全体を敵視する傾向があり、「ISIL撲滅」を掲げている中で、日本は人道支援や人質事件解決以上に踏み込んだ行動を慎んでいる。


安倍首相も「テロに屈しない」とは言ってもISILと敵対するような言葉使いにならないよう言葉を選んで注意深く発言し、これ以外にないギリギリの交渉をやっていると思われる。


ISIL側はそれら全てを承知しているプロであり、全部分かった上で日本側の立場を無視した高圧的な態度で出てきているのであって、何も考えずに暴走する狂人達ではない。だからこそ人質を生かしたまま有効に利用できるチャンスを伺い、安倍政権に揺さぶりを掛けられる最大の機会を逃さなかったのだ。


もちろん彼らは日本と友好的な関係を作ろうなどとは思ってもおらず、イスラム教国家以外は全て敵という意識だし、利用できるものは何でも利用する、日本をその対象としか見ていないだろう。


彼らがしたたかなのは、人質事件をネタに政権に打撃を加えようと画策するような、彼らの味方となる勢力が多い事を熟知しており、マスコミを初めとする反与党勢力を扇動して日本国民に動揺を与えており、有効に人質を活用しているという事実である。


ちなみに民主党の有田芳生が湯川氏の個人情報をツイッターでISILに流した。↓
有田芳生がISILに湯川氏の情報タレコミをツイート

有田はレイシストしばき隊(北朝鮮関連団体)と行動をともにしている北朝鮮スパイ。芳生(ヨシフ)はヨシフ・スターリンから取った名前であり、親も共産主義者である。
有田芳生としばき隊 北朝鮮


ISILは、日本には日本人の命などどうでも良いと考える人間=テロリストの協力者予備軍が大勢いて、マスコミも日本国民から国防意識を奪う役割を果たしているので、実にやりやすかっただろう。



それに比べて、日本側にはテロに対する備えが何も無く、アルジェリアで日本人技術者が10人も殺されたのに、いまだ軍事オプションを行使できず、日々のISILからもたらされる情報に右往左往している始末で、対テロ戦で日本を圧倒的に不利な立場にしている憲法第9条の改正すらできていない。



日本が、「直ちに問題ない」と言ってやたらと安心・安全を強調し、危険を想定した万全の体制を作る事を怠る傾向があるのは甚だ問題である。

危険な事態を起こさない万全の体制を組むのはもちろんだが、危機が起こった時に適切に対処できる準備を整えて初めて安全を確保できたと言えるのに、国の主権と国民と領土を守る事に関してはいつも危機が起こってからアタフタとしている。


国家として全く幼稚と言う他ない。


今回の事件で、海外渡航の日本人が人質になる可能性が高まるのは必至だし、日本国内にいても安心できるとは限らない。それどころか、今は世界中がテロリストにとっての戦場と化している状態なのだ。


世界そのものが戦場なのに、そんな意識も無い国は滅ぶしか無いのは火を見るよりも明らかだ。今回の事件が日本国民を覚醒させることを願ってやまないが、今の状態では恐らく無理だろう。

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暴れん坊侍

Author:暴れん坊侍
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妻(日本人)と娘・息子の4人家族を持つ生粋の日本人。

政治に目覚めたのは1982年冷戦まっただ中の頃。信頼できる情報を得る手段が少ない時代だった。

きっかけは、マモーノヴァ・ヴォズネセンスカヤ著「女性とロシア」。自由平等の理想天国だと宣伝されていた共産国家ソ連が牢獄国家だと知り、マスコミと教育機関による情報操作によって真実が隠されウソを信じ込まされている現実をまざまざと知った。


インターネットが一般化しだしてからネットを中心に活動を始めたが、保守系政治活動の中に潜むスパイの策略にかかって仲間を失ったのを機にそうした運動とは距離を置いている。


2014-11-02よりブログ始動

※ だいたい勢いで記事を書いてしまうので、誤字・脱字・文章表現のまずいところなどあるが、アップした後で修正するのが常である。ご了承願いたい。

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